2022-01-01から1年間の記事一覧

株式投資の未来 第16章から ポートフォリオ戦略

▼世界市場と国際ポートフォリオ 成長率の高い国に投資するべきか? →前回述べられた急成長している企業はリターンが少ない例と同じく、成長率の高い国に投資するとリターンが成長率の低い国と比べて少ない。 【1992年~2003年の中国とブラジル】 中国 11年間…

株式投資の未来 7章から

資本を食う豚 技術革新による生産性の向上により、採算が悪化して利益がなくなっていく。 →電気通信セクター「頼むから発明を止めてくれ」 競合他社がまねできない生産性を向上させる戦略なら利益は伸びる。 誰もが同じ技術で生産性を向上できるなら業界全体…

株式投資の未来 6章まで

1950年のS&P500を銘柄入れ替えせずに保有し続けると、銘柄入れ替えしたS&P500より高い運用成績となった。 理由は急成長する新興企業の株式に投資家が対価を支払いすぎること。 株価が高くなれば配当利回りが低くなり、配当利回りが低いと再投資を通じて増え…

バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール

利益そのものよりも、利益の源はどこにあるか? 利益率の高さが競合優位性がある企業か判断する基準のひとつ 粗利率が何%か40%以上は永続的競合優位性を持っている企業の可能性がある。 研究開発費が多い企業は競合優位性が陳腐化する危険性を恐れている。…

マンガーの投資術

【自分が何を知らないかを知っていることは、優秀であること以上に価値がある。】 →2000年のITバブル崩壊。ITに関して理解できておらず、知らないことが多いため手を出さないこと。 【賢くあるのではなく、バカにならないよう注意を払う】 株価は長期的な経…

逃げて勝つ投資の鉄則 2日目

▼株式相場に先行するシグナル 金利と住宅指標 金利が上がると住宅ローンの金利が上がり住宅指標が下がる。 その後、株価も下がる 株価の上昇開始、下落開始の見極めはFRBの金融政策を監視するとよい。 ▼円相場は景気に天邪鬼に動く 世界の景気が悪いときに円…

逃げて勝つ投資の鉄則 田中泰輔

もともとは経済が主で市場が従だったが市場に実態経済がふりまわされる。 過去十年、中央銀行の製作は効果を発揮し、経済成長したため、今後も伸びるだろうと考える人もいる しかし、30年前から10年前までの経済はバブルと暴落の繰り返しが続いており過去10…

逃げて勝つ投資の鉄則 田中泰輔

敗者のゲーム チャールズ・エリス 2日目

【運用基本方針】 第一段階 自分自身の長期運用目的の確認と、その達成のために望ましい資産配分比率の策定 第二段階 株式ポートフォリオの構成の決定・・・成長株対割安株、大型株対小型株、国内株対海外株、 第三段階 アクティブ対パッシブ比率の決定 第四…

敗者のゲーム チャールズ・エリス 1日目

個人投資家が個別株で利益を出そうとすることは、機関投資家と売買ゲームで勝たないといけない。 プロの投資家は利益を勝ち取るのに対し、アマチュアの投資家はミスで利益を失う。 さらに売買を行うたびに手数料がかかり、市場リターンから手数料が引かれる…